トリが良ければ全てヨシ

「楽しく生きたい」てきとうブログです。おもに日々、某夢の国に関することをぽつぽつと。

トイレは体(たい)を表す

今週のお題「好きなお店」…

お気に入りのお店と聞いて勝手に飲食店と思った。食べ物屋に限った話ではない。

トイレがキレイな店が好き。

有名ファストフード店にオープンして間もなく行ったにもかかわらず、トイレに入るとトイレットペーパーの切れ端や髪の毛が散乱していたことがある。

オープンしたばかりだから忙しくて掃除もままならなかったのだろう。混雑がトイレを汚くさせたのもわかる。人は汚れているところを汚すことに抵抗は無い。でも私はそれ以来その店には行っていない。行かないどころか、その店の話題になると必ず「トイレが汚かった」と言いふらしている。

その店の他店舗にも行っていないし味なんて覚えてない。ただ「トイレが汚かった」事のみ昨日のことのように鮮明だ。

最近知人から聞いた話だが、そのファストフード店で持ち帰りで購入し、開けてみたら何品も間違ってたそう。ですよねと例によって「トイレが汚かった」話をして負の啓蒙活動にいそしんだ。


今でこそ新型コロナウイルスの影響でトイレを清潔にするのは常識中の常識。ハンドソープが補充されてなくて必死に手をかざしたり押したりしてた店は数ヶ月前までざらにあったが、今はきっと減ってる。

4〜6人で満席の手作りケーキが美味しい小さな喫茶店。トイレも狭いが手入れが行き届いていて、まさにお気に入りのお店。あるときトイレに入ったときハンドソープを押すと出口あたりで詰まっていて、固まったハンドソープと液状のハンドソープが勢い良く自分めがけて飛び出し服を汚したことが有る。残念。しかしあの出来事はお店よりハンドソープを使わない客が悪い。1日に誰もあのトイレを利用しないとは思えない。そう思いたい。「お気に入り」であってくれ。

なんだか、それほど潔癖ではないし毎度トイレを利用してるわけでもないが年を取るほどトイレが汚いのが気になる。
接客やら商品は当たり前で大事だが、見てくればかり気にして中身が無いのがわかるのがトイレ。
そう考えると、年を取るってこういうことかと身にしみる。

「細かいことイチイチうるさ〜い ばえればよくね?」と言われても、それがお気に入りの基準。
トイレのホコリをじっと見つめてクリーン度をチェックする我ながら意地悪なお客だ。

でもこんなお客は私だけじゃないはず。

緊急事態宣言解除。意地悪なお客は、お気に入りのお店があいかわらずお気に入りであることを確認できる日を楽しみにしている。