サイゼリヤのモクテルとソーバーキュリアスについて考える
サイゼリヤが大好きな私なのですが、ちょっと前にネコさんと行ったときに、知った言葉
「モクテル」
何十年と生きてきたが出会ったことのない単語です。
サイゼリヤの「フォッカチオ」も「フォカッチャ」じゃないんか〜いと思ったりしていますが、それどころの騒ぎじゃありません。
知りえるボキャブラリーのアレンジを効かせても「モクテル」にはたどり着かない。
カクテルかモク……木魚ぐらいでしょう(語彙力無し)。
「モクテル」とは、似せた、真似たという意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせた造語で、ノンアルコールカクテルの新しい呼び方。
(コカ・コーラHPより)
モックです。家電屋さんでよく見るモックアップと同じ意味です。
木(モク)じゃなかった…。
近ごろ出てるノンアルカクテルってモクテルなのでしょう。
「新しい呼び方」だったんですね。
ロンドンで流行した言葉が海を越えて日本にやってきたみたいです。
しかし、サイゼリヤに行くとほぼ100円ワインなので私には縁遠い「モクテル」。
ネコさんだけが足しげくドリンクバーに通いせっせとモクテルってます。
トニックウォーターと何かを割ったりしています。(よく見てない)
時代は「ソーバーキュリアス」
「ソーバーキュリアス」とは、
「Sober(しらふ)」+「Curious(好奇心旺盛な、興味深い)」
あえて「飲まないという選択」をしている人という意味です。
毎日酒ダ〜!というほどでもないので、割と知らない間にソーバーキュリアスしてました。なのでこの考えはとてもわかります。
ノンアルだけが提供されるバーの「ソーバーバー」もあります。
それにしても「せんべろ居酒屋」であり、「ソーバーバー」であるサイゼリヤおそるべし。
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「お酒は社会人にとって必要なもの」という時代は終わりました。
日本の若者もソーバーキュリアスが増えてます(知ってか知らずかは別として)。
以前、新入社員が反省会と称した飲み会の日に「友達と飲みに行くほうがいい」とボヤいていたのを思い出しました。
「仕事と私どっちが大事なの!?」と同じぐらい比べる対象じゃないな…と思ってましたが、その考え自体古いのかもしれませんね。